たかじんのそこまで言って委員会:「犯罪被害者の実名・匿名報道について」(7)

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2005-11-01

前回までのエントリ ↓

たかじんのそこまで言って委員会:「犯罪被害者の実名・匿名報道について」(1)
たかじんのそこまで言って委員会:「犯罪被害者の実名・匿名報道について」(2)
たかじんのそこまで言って委員会:「犯罪被害者の実名・匿名報道について」(3)
たかじんのそこまで言って委員会:「犯罪被害者の実名・匿名報道について」(4)
たかじんのそこまで言って委員会:「犯罪被害者の実名・匿名報道について」(5)
たかじんのそこまで言って委員会:「犯罪被害者の実名・匿名報道について」(6)

■パネラーチェック(2)
▼辛坊
えーと、最後に一つ聞きます。まあ、あの、その最終結果についてはいろいろ議論があることは分かりました。

パネラーの方に質問です。警察による実名・匿名の判断に賛成・反対か。警察がまあ自分で、警察が実名の報道するか、匿名の報道をするかを警察が決めるという、今議論されている法律につて、賛成か、反対か。


Q:警察による実名・匿名の判断(警察が秘匿権を持つこと)に 賛成反対

thb-70.jpg

宮崎哲弥 : 反対
橋下 徹 : 賛成
田嶋陽子 : 反対
近藤サト : 反対
宮根誠司 : 反対
森本 敏 : 反対
三宅久之 : 反対
桂ざこば : 反対



▼田嶋
反対。・・・誰だ賛成は?

▼橋下
いや、現状ではですよ、現状では。

▼田嶋
ああ・・・。

■なぜ橋下氏は現状で、警察の秘匿権を認めるのか
▼たかじん
いわゆる、まあベタに言いますと、物事あったことを、警察の考えで勝手にこっちに(筆者注:背中の後ろ箱を運ぶ仕草をしている)置いてしまうことについては、実際にあっていいものか、悪いものかということですね。

▼宮崎
絶対だめです、絶対にだめ。

▼田嶋
絶対にだめだよ。

▼森本
それはだめなんです。

▼たかじん
ただ現状では橋下君は何で・・・。現状として賛成とはどういうことですか。

thb-71.jpg

▼橋下
ええ、いやだからこれは繰り返しになってしまいますけれども、僕も警察発表は実名であるべきだと思うんですが、メディアが勝手に報道してしまうから。その被害者の、辛坊さんの言われるその用件の中に、匿名報道の用件の中に、被害者の意思が・・・被害者の反対の意思に基づいた「報道をしない」という用件があれば、僕は警察発表は全て実名でいいと。

■マスコミ側の「被害者報道のガイドライン」は、やはり不透明
▼宮崎
そう、そこなんです。

▼辛坊
つまり尊重し続ければ、必ずしもそれはさっきの用水路の話じゃないけれども、絶対ではないということです。だから今、本当に尊重する流れになってます、そこは。

▼たかじん
だからそうそう・・・気にしておりますが、じゃあ、その出すことによって判断する報道側、まあいわゆるマスコミ側の非常にファジイな所がある。どこにガイドラインを引くのかと。

▼辛坊
国にマスコミが縛られてる訳じゃないから、日本の場合は。テレビ局の場合は、放送免許はある一定のものを守ってないと貰えないんだけど。新聞とか雑誌は誰でもできる訳で。

▼たかじん
・・・(筆者注:解読不能)・・・はいはい。

▼辛坊
それぞれが、メディアは勝手にガイドラインを、まあ決めるわけで。それを一律、国全体が決めるのはもう無理だと。

thb-72.jpg

▼橋下
でも辛坊さんね。でも、その要は、他人が嫌がることを強制的にできるってのは、これいわゆる権利であって特権なんですね。その特権ってのは、やっぱりそれなりの資格を持っている、それなりの能力や資質を持っている人が、やっぱり特権を持つべきだと思うんですよ。僕は今の日本のメディアってのは、ものすごく信用もしてるし、辛坊さんとか三宅先生はじめ、そういう方々がきちんとやるんだったらいいんですけれども、全員が全員そうじゃないんですね。

▼森本
そうだ。

▼三宅
うんうん、そうだ。

■橋下氏が語る、ある地方新聞社とのインタビュー記事についてのやり取り
▼橋下
そうすると、その特権をね、全部に与えていいのか。僕は地方でね、ちょっとこの間公演やったときに、インタビュー記事を取られました。僕は「ゲラチェックさせてください。」と。「内容どう書かれるか分からないからチェックさせてください」と言ったら、その地方の新聞社が「編集権がありますから、そんなもの事前に」、僕に「見せるなんてことしません。」ということを堂々と言うわけなんですね。「お前、編集権ってことを分かってんのか」ということを、とうとうと述べました。これが、いち地方の新聞社であっても、こういう頓珍漢なことを言うわけなんです。

▼たかじん
わかりました。これに関してはちょっとね、いくら時間あってもなかなかねえ。

▼辛坊
ただ、今そういう風にするという法律ができかかっているということを、みなさんにここで・・・

▼たかじん
できかかっているから、ここで取り上げさせていただいた訳でして、ここで。だから、こういうこともまだ知らない方もたくさんいらっしゃるかと、はい。

■最後のまとめ:戦前にあった讒謗律、新聞紙法の紹介
thb-73.jpg

▼三宅
あのね、一言だけ言うとね。報道の自由なんてのは戦後、与えられたもんですよね、アメリカによって。まあ、テレビの場合歴史が浅いからあれだけど、百何十年の歴史持ってる新聞の場合はね、戦前は讒謗律とかね、新聞紙法とかあってね、一定以上の・・・(筆者注:判読不能)・・・官吏([追記 11/2]:役人のこと。→参照ページ)の悪口を書くと、それだけで捕まったんです。そういうことがあって、それでいろいろ。それはまあ、ずいぶん捕まった人も山ほどいる中で、蓄積して行った訳ですよね。

これをね、やはり官憲の手に渡すっていうことはね、絶対に反対だ。

▼たかじん
だから国家権力はその(筆者注:発表の)時点で、規制するんじゃない、と。

▼三宅
それはもう、我が敬愛する橋下さんが何を言おうと反対。

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