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ごく普通の中学生だった小野寺は、幼なじみとカーリングチーム「シムソンズ」を結成。札幌学院大学に進学した02年に見事ソルトレークシティー五輪出場を果たした。そして昨年11月、スキップ(主将)として国内最終予選で「チーム長野」との激闘を制し、2度目の五輪キップをもぎ取った。→ このバックグラウンドは全然知らなかった。特に、ソルトレイク五輪後のチーム解散というのは大きな打撃だっただろうか。このゲンダイネットには「女性アスリートの素顔と私生活」シリーズで素晴らしいコラムを掲載している。これを見て、アスリートの舞台裏を知ることで更にスポーツ観戦が面白くなるはずだ。
ただし、挫折と苦労の連続だった。前回ソルトレークシティー五輪は2勝7敗の8位で予選敗退。「緊張で何もできなかった」(本人)と屈辱だけが残った。しかも、地元の北海道常呂町に戻ったところ、「基幹産業は畜産とホタテ漁」(町役場)という過疎の町に若い女性の就職口はなかった。チームは解散し、「嫁にでも行こうか」と引退も考えたという。
そんな時、青森市が市民の生涯学習の一環として専用カーリング場を造るという話を聞き、ソルトレークシティー五輪からの同僚の林弓枝(27)と2人で施設運営公社に就職した。
「カーリングの小林さん」って知ってる?→ 私も小林氏の解説で、カーリングの内容を素人ながらに多少は理解できるようなったのかな、と思う。そんな小林さんのもうひとつの素顔があった ↓
で、カーリングのルールを知らないという人がほとんどだと思いますが、最高のナビゲーターがいます。その人が「カーリングの小林さん」です。
小林さんとは、オリンピック中継でカーリングの解説をやっている方です(長野オリンピックではカーリングの競技委員長を務められたそうです)。で、この小林さんの解説が最高にイイんです。
一般になじみのないカーリングについて、基本的なルールを教えてくれるだけではなく、次の一投をどんな戦略で投げるのか、適切な解説があります。それでテレビの前で見る側も、ああだこうだ、考えることができるのです。2、3試合見ると、素人でも予測がつくようになってきます。小林さんのおかげです。
そしてストーンと呼ばれる20キロほどの石が投じられた後、戦略通りのショットだったのか、それともズレがどの程度だったのか、小林さんは丁寧に解説してくれます。
小林さんの解説は穏やかですが、カーリングの魅力を存分に伝えてくれていると思います。冬季オリンピックの競技って、ジャンプだったら2回飛んで終わりとか、結構、一瞬にして終わってしまう競技もあるのですが、カーリングのようにじっくり楽しめる競技だと、冷静な解説こそが、その魅力を伝えることにつながります。
高校時代にはスピードスケートで高校選手権総合2位になったこともあるが、26年前に仕事を通じてカーリングに出会い、今では、その普及がライフワークだ。長野五輪にも携わり、競技委員長にもなった。→ 小林氏の「氷の文化を次の世代につなげるのが私の使命。」との願いが叶う事を願いたい。
正式競技となった長野五輪では男女とも準決勝進出を逃した。小林さんは「このままでは世界と戦えなくなる」と危機感を強めた。カナダなどの強豪国は5、6歳からクラブで競技を始めることも多い。
こうした普及、強化のための環境を整備しようと、5年前に温めていた計画を具体化させ、約1億3000万円を投じて2シートを備える施設を作った。日本にほとんどない、年間を通じて使用できる専用のカーリング場だ。
クラブには現在、35人が加入しているが、ジュニアコースはこれから会員を集めて、本格的にスタートさせる。小林さんは「氷の文化を次の世代につなげるのが私の使命。75歳になっても、カーリングを教えていたい」と大きな夢に思いをはせている。(海保徹也)
自称「カーリングばか」。ガス関連のセールスをしながら、シーズンになると長期休暇を取って指導。コーチ歴は18年になった。土岐監督との縁で、1999年から日本代表のコーチをしている。→ ロイコーチは、4年前から日本代表を支えてきた。彼の眼に、彼女達の成長はどのように映っているのだろうか。
92年に祖先の出身地、和歌山を初めて訪れた。「日本が好き」。そんな思いが「日本を強くしたい」という情熱につながる。
日本代表は23、24歳と若い。「この子らは、もっと長く遊ばんといかんね」。英語の「プレー」を、日本語で「遊ぶ」と言う。カナダでカーリングは「氷上のチェス」。競技というより、日常にとけ込んだ「遊び」として長く取り組むもの、と言いたいようだ。
日本は、2勝7敗と予選リーグで敗退した。「選手はもっと大人になるとチャンスがある。カナダで練習してほしい」と、4年後に期待をかけた。(共同=正田裕生)
カーリングの小林さんのもっとも素晴らしい点は、選手への尊敬がにじみ出ていることです。日本対イギリス戦、最後のショットをイギリスのスキップがミスしました。でも小林さんは、→ 物事を伝える、ということの重要な要素のひとつが、ここにあるのかもしれない。
「これは本当にむずかしいショットなんです。観ているみなさんはミスだと思うかもしれませんが、わずか1センチのところまで、ギリギリ勝負できた技術を見てください」
と相手国への配慮を見せます。本当にカーリングが好きだということが、このコメントひとつで伝わってきます。
最近、日本中心の報道が目立ち、食傷気味でしたが、カーリングの小林さんの解説はバランスが取れたマスターピース――傑作だと思います。
まだカーリングの中継はあります。私は小林さんの解説を1試合も見逃すつもりはありません。
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いやあ、残念だったね。 まあ、伝統と歴史の欧州勢に対して勝ち負けまで行ったというのは収穫。競技人口とかレベルアップという意味でも必ずプラスに働くことでしょう。 ところで、フジテレビ。どの面下げてインタビューしてるかなあ。あなた達の競技を中継したおかげで他 ...
きくみる : 2006-02-21 21:39
トリノオリンピックで日本勢の不調が続く中、「カーリング」が俄然注目を集めた。ネッ... ...
音極道茶室 : 2006-02-22 03:14
なんていうか、負けてはしまったのですが、カーリングが盛り上がってるみたいです。カーリングは、冬季オリンピックの中ではめずらしく純粋なポイント争いなので、勝敗が分かりやすく、見ていても非常に盛り上がります。そこで、日本は負けてしまい.... ...
のーないすこうぷ : 2006-02-23 10:51
Comment
昨日見ててよかったのはアルペンスキーでの新興国の選手たち。
タイムは到底上位選手にはかなわないものの、転倒コースアウトしても立ち上がり坂を登り再スタートする姿は忘れてたがむしゃらさを思い出させてもらいました。
これはカーリングに限ったことではないでしょうけど、テレビなどの事前情報なしに観た方が、純粋に楽しめる気がしますね。
日本女子代表が健闘し、またそれを打ち破った選手達の凄さを再確認するために。
そして、男子も録画予約しました。
▼フさん
ジャイアント・スラロームのコースはすごい!ダウンヒルとひけを取らないほど、すごいコース設定だと思いました。
果敢に挑戦する姿はそれだけで素晴らしいと思います。
▼猛さん
興味を持ったときに、自らで収集した情報を元に観戦する、というのであれば尚更楽しるかな、と私は考えてます。
どうしても企業的には、一定の利益確保も見込んで視聴率優先・購買率向上の報道をしざるを得ない現状もありますが、
一方で、センセーショナルでなくても丁寧な取材記事は、協議に興味を持った人に対して、絶大な効果を発揮するだろう。
両方あってこそ、スポーツ観戦の土壌と、次に繋げる糧が生まれる。私はそう考えます。
▼maytyanさん
私もルールに関してはあやふやだし、小林さんの解説なしではトンチンカンな戦術構想をめぐらせてしまうかもです。
私のエントリがあなたにとって共感を呼ぶことができ、非常に嬉しいです。