2006-02-25
今回は、例の
永田メール問題で、ある2人の民主党代議士が主催するブログのコメント欄に注目し、コメント欄の取り扱いについて考えてみた。
例に挙げたのは民主党・馬渕代議士のブログと、もうひとつは長島代議士のブログである。
まず、馬渕代議士のブログ ↓
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まぶちすみおの「不易塾」日記 より
→ こちらはコメント掲載について ↓
※このコメントは一度チェックを通しますのですぐに反映されません。
コメントの二重投稿にご注意ください
→ このように書かれている通り、一度管理者の権限を通して掲載される事後掲載のスタイルを採用している。
一方で、長島代議士のブログ ↓
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長島昭久 WeBLOG 『翔ぶが如く』 → こちらは管理者権限を介すことなく、ダイレクトに意見を投稿する即時掲載のスタイルを現状(2/24現在)では採用している。
ここで、ブログコメントの管理手法である「事後掲載」「即時掲載」についてそれぞれの利点、欠点について思いつくままに挙げて比較してみる ↓
A.事後掲載方式
○ 明確な中傷内容を含む投稿や、不適切な表現を含む投稿を管理者権限でフィルタリングできる
○ 閲覧者が気分を害する表現(明確な荒らし行為、URLトラップ、スパム等)をフィルタリングによりかなり軽減できる
○ コメント欄での投稿者同士の議論を、過度に沸騰させないようコントロールすることが可能
△ 管理権限者のフィルタリングについて明記する必要性はないが、表記する方がより投稿者に親切
△ コメントのフィルタリングにより、議論の方向性を管理権限者が制御することも可能なので、取扱に注意を要する
△ 大量のコメント投稿が殺到した際には、一定の緩衝材とはなるが掲載処理は多忙となる
× コメント欄掲載には、管理権限者の承認を介する行為を要するためにその手間を要する
× 投稿内容を管理権限者がコントロールすることで、コメント欄での議論は活性化しない可能性がある
× 閲覧者にはコメント投稿者の生の声を、全て即時に見ることは不可能であり、場合により不信感を招くこともある
B.即時掲載方式
○ 閲覧者には、コメント投稿者の生の声をすべて見ることが可能である
○ 投稿者間によるコメント欄を利用した議論は、自由闊達に行うことが可能
△ 禁止ワード処理等を利用することで、手間はかかるがスパム投稿にある程度のフィルタリングが可能
△ コメント欄への大量投稿が発生した場合は、全ての記事が即時掲載されるため、閲覧者の自己責任で記事内容の吟味を要する
× コメント欄の投稿内容に関する削除処理は、全て事後処理となるために取扱は事前掲載方式以上に注意を要する
× 荒らし行為、中傷記事の投稿や不適切な表現を含む投稿に対しては、即時対応が出来ない可能性もある
× コメント欄での議論が沸騰する可能性があり、それを制御することは不可能に近い
そしていずれの方式を採用したとしても、
コメント閲覧者には投稿内容の全てを鵜呑みにせず、分析・解釈を要するリテラシー要素が発生することは言うまでもないだろう。(ただし、URLトラップ等やHTMLタグを利用した荒らし行為、投稿内容の吟味については事後掲載方式よりも即時掲載方式のほうが、閲覧者に自己責任と労力をより大きく負わせる点については考慮しなければならない。)
そして、
開放されているコメント欄を安易に凍結することや、
投稿内容の理由明示のない不適切な削除を行った場合は、その行為に対して
閲覧者が受ける心象は、良くない方向に働く可能性が高いことも注意すべきだろう。
Comment
禁止ワード処理でスパムコメントは引っかかってくれるはずだったんですけどね・・・見事にオチができました。