Home > 2008-05 / 特集:硫化水素自殺と報道 > This Entry [com : 3][Tb : 3]
警察では、硫化水素については、少女のメモなどからテレビなどで得た知識ではないかと見ている。→ この言葉を、社説の執筆者は聞こえていないのだろうか。やはり、インターネットの取締りが急務だという主張が前面に出てきてしまった ↓
いずれにしても巻き込まれた住民らは憤るよりも、こうした事件を簡単に起こすことができる世の中に、底知れない恐怖を感じているようだ。
同市営住宅に住む男性(45)は「インターネットや携帯電話、テレビで、子供がいろんな情報を簡単に手に入れられるのは怖い。規制するのは難しいだろうが」と沈痛な表情。
そして朝刊で何があったかを確認した住民らは、改めて「子供が簡単に危険な情報を知りうる怖さ」を口にした。
自殺は連鎖反応的に起きるケースが多い。インターネットで自殺を呼びかけ、見知らぬ者同士が集団で練炭を使った自殺が、つい最近まで続発した。→ 2008/04/25付の毎日新聞社説「硫化水素自殺 死を誘発するサイトの罪深さ」とほとんど同等だと断言できる内容だ。
硫化水素自殺も、きっかけはインターネットだ。発生方法を具体的に説明した内容がネットに書き込まれ、若者を中心に自殺志願者の間に広がった。
二次被害が憂慮されるだけに、警察庁も対策に乗り出したのは当然である。周囲を巻き添えにするような書き込みを「有害情報」に指定、ネット接続業者(プロバイダー)などに書き込みの削除を要請した。
警察当局には、自殺を誘発するような具体的な書き込みや文言は厳しく取り締まってほしい。
日本では毎年、約3万人が貴い命を自ら絶っている。特にネットの普及で自殺者の数が増えているのが実情である。
ネット社会に対応しながら、どうすれば有効な自殺防止につながるか、一人ひとりが真剣に考える時代にきている。
私が懸念するのは、ネット規制はテレビ・新聞規制の前段なのを、まったく報道側が認識していないってことですよね。今後は「どうやったらネットが、マスコミを守れるか」を考えなきゃいけなくなると思います…。→ 「ネット規制はテレビ・新聞規制の前段」という意見は、私はごもっともだと思う。
だから、あんまりマスコミ「も悪い」的な論調になると、それすらあとで利用されるな。と不安で。
そういう意味では、マスコミが報道手法を見直して、少しは自己防衛本能を取り戻して欲しいと思うのですが。とりあえずBPOとかにメールを送るくらいしか思いつかなくて。
まるで放火犯が、「燃えるものがあるからいけないのだ!」と主張して、無罪放免になるような事態です。確かに可燃物があちこちに転がっているのは安全上好ましいことではありませんが、一番いけないのは放火犯です。その犯人が無罪放免されるどころか罪を犯した意識さえなく、逆に「ネットは危険だ!」と訴えて告発する側にまわっているのですから空いた口がふさがりません。
今回の硫化水素騒動の場合、マスメディアが「硫化水素発生の情報をネットで見て自殺した」と伝えれば、少なく見積もっても数百万人がネットで検索して硫化水素の発生方法を知り、さらにそれを口コミで伝播していくことになります。マスメディアが発生方法を隠しても、事実上発生方法をばらまいているのと同じことです。→ ネット上に危険な情報があるということを、マスコミというシステムが「必要以上」に告知していること。そして、その告知システムのが危険性を認識しないまま、インターネットだけを叩く構造が、あまりにも狂気じみている。
その自覚を持たないマスメディアは、社会を混乱させ人を殺します。今回の硫化水素騒動も、これで幕引きにはならないはずです。嫌な予想ですが、たぶんそのうち、大勢の人が命を落とすことになります。そして社会的なヒステリーの中、強力なネット規制が実施されるのです。→ マスコミによる「集中砲火」の終わった後に、敷かれる規制線は誰が管理するのだろうか。
http://erict.blog5.fc2.com/tb.php/243-7e75b1be
2008年5月3日午後1時51分頃、東京都新宿駅構内の6箇所で、硫化水素を散布するという化学テロが発生し、2000人以上の利用者が一時的に避難する事... ...
脳内新聞(ブログ版) : 2008-05-03 19:11
続々々・インターネットに「自殺幇助」を転嫁するマスコミ − 終わらない「集中砲火」 http://erict.blog5.fc2.com/blog-entry-243.html → 「ネット規制はテレビ・新聞規制の前段」という意見は、私はごもっともだと思う。 むしろ、インターネット上の言論を集中... ...
東方不敗の幻想 : 2008-05-03 21:29
最近は見知らぬ者同士が練炭で集団自殺を図るケースが相次いでいるほか、自殺願望者が ...
ニュースな待合室 : 2008-05-05 12:26
Comment
そこをマスメディア自体が理解をしてない。
そんな気がしてなりません。
本当に自殺者の周りの人に知識を与えたり、自殺者を減らしたりしたいのであれば、テレビで映さないまでも自社のホームページ等に死体写真をのせ、「グロテスクな写真である」と明記し、テレビ等で見るように発信していくべき。
あの死体写真を見れば少なくとも硫化水素を使おうと思わない人も出てくる。
それが出来ないなら大々的に自殺法を紹介しないでもらいたい。
周りの人を巻き込む自殺だから周りの人に正しい知識を、、、だなんて言って被害者を増やしてる事にすら気が付いてない。
殺人がゲームのせいにされるのと一緒でマスディアは何かに責任を押し付けなくてはいけない。自分に責任をかぶせるわけには行かないからすべてネットのせいにする。 ひどいもんですね(;´Д`)
ところでこの記事うちのブログからリンクしていいですか?もちろん片道通行で
なぜならば、もっと社会的に公平で且つ情報の発信、受信共に出来るものつまり
インターネットがあるからです。
マスコミは今まで受信するだけだったつまり自分達で操作出来た世論という操り人形が
いつの間にかインターネットという邪魔者がでてきて思うようにいかなくなってるのだと思っています。
そして今回格好の道具が揃いました。
それがこの自殺問題です。
更に自分が広めたと言うことをインターネットのせいに出来ますし、オヤヂの集まりの警察は自分達の味方なのですから…
それから、マスコミは許認可制です。本当の意味での報道の自由はないのです。それを理解したうえで、報道ステーションの自民党批判は、とてもいいことだとおもいます。日本は同じ政党が続き腐りきっています。政権交代をしなければ、いけないとおもいます。ほかの政党になったからといって、必ず良くなるかは、わかりませんが、とにかく自民党のままではなにもかわりません。もっと政治に目を向けるべきです。世の中が腐りきってるのは、みんなのせいなんです。政治を人任せにして選挙にもいかず、政治にも関心を持たないからです。行動しなければ何も変わりません。ネットで世論を動かすくらいのことがあってもいいのではないのでしょうか。