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塩釜市の職員を中心とする190人のボランティアが、干潟をスコップなどで掘り進みながら、約2時間かけて5000個ものサキグロタマツメタを回収。こうして手で拾うのがいまのところはいちばん有効な駆除方法なのだそうだ。→ これを裏付ける記述は、以下の文章より ↓
【成貝・幼貝の駆除】→ 最も効率的なのは、やはり人海戦術なんだろうか。例えば、薬剤駆除や土壌への人工的な対策の介入は、周辺環境へのダメージが大きいのかもと予測できるので。
現在のところ、サキグロを簡便かつ効率的に駆除する方法は徒手採捕(拾う)しかありません。
従って、サキグロが干潟に多く集まり、砂上で活発に行動している時がチャンスとなるわけです。その時期は前記のように年2回あります。潮干狩りシーズンの4〜5月と初冬の11〜2月です。前者
は日中に潮がよく引くため効率的な採捕が可能です。後者は夜間となるため、ライトが必要となりますが、春以上に高密度で干潟に出現します。
10日付「サキグロタマツメタ侵入防げ “切り札”はカキ殻混入」。石巻市の宮城県水産研究開発センターが、アサリ生息地の土壌改良実験を行っているという記事だ。そもそもアサリは石などの多い場所を好むとか。そこで、石のかわりにカキの殻を砂地に混ぜて実験をした。その結果、アサリがある程度まで成長したり、稚貝が定着したりしたそうだ。いまのところは不明だが、サキグロタマツメタの侵入を防ぐ効果もありそうだ。→ 本日のNHK「おはよう日本」でも特集していたが、その元記事のようなもの ↓

宮城、福島両県の浜でアサリの天敵、サキグロタマツメタによる食害が広がっている問題で、宮城県水産研究開発センター(石巻市)が、サキグロの侵入を防ぐ土壌改良研究に取り組んでいる。4月までの実験でサキグロの排除はできなかったが、砂にカキ殻を混ぜるとアサリがある程度成長したり、稚貝が定着したりすることが分かった。→ 食の廃棄物による、食と生態環境への新たな取り組みとなるのだろうか。個人的には期待している。
センターは昨年7月、研究に着手。天然漁場を観察した結果、石などが多いゴロゴロした場所ほどアサリの生息数が多いことにまず着目した。カキ殻を混ぜて似たような状態にすれば、砂地を好むサキグロにとって侵入しにくい漁場がつくれるかもしれないという想定の実験だ。
タマツメタは茹でて身を出した後、良く砂を洗い落とし、味噌煮などにして食べつくしてやりましょう。バターで調理後、殻に詰めてエスカルゴ風にしても良いですね。これが本当の詰めた貝です。→ おいしく食べてしまうのも、ひとつの方法か。似たようなのにブラックバスの調理(@香川・陵南町)みたいなのもあったなあ。それがひとつの文化として定着するかどうかはまた別の話題になるが。
広島市民の水瓶、土師ダムのトイレの浄化槽をのぞいてみると・・・→ このシステムに関する論文は以下のところに↓
なんと!カキ殻が敷き詰められています。
実はトイレの水をカキ殻で浄化し、何度も循環させているんです。
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Comment
それと、駆除の対象となっているサキグロタマツメタを「食べる」というのもひとつの方法ですね。ブラックバスの調理についても聞いたことがあります。そういえば、山形の水族館では、大量発生した越前クラゲをアイスに混ぜて売っているそうですね。まだ食べたことは内ですが、コリコリしていそうで、ナタデココかなにかだと思えばけっこういけるかも……なんて。
こういうニュースに触れると、思わぬところで思わぬ生き物が増える事態がこれからほかにもいろいろ出てくる予感がします。もともとは人間が招いたことなのでしょうけれど、なんとかして対策をひねり出せるのも人間。その力に希望をもちたいと思います。