未だ解決されていない「朝日・NHK報道問題」に触れる読売新聞コラム

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2005-06-03

ブリキのパンツを表題にした、読売新聞のコラム ↓

6月2日付・編集手帳(読売新聞:社説・コラム)
 この世界の隠語に、「ブリキのパンツ」というのがある。取材相手を評し、「ブリキのパンツで弱ったよ」などと使う。堅くて何も漏らしてくれぬ、という意味である◆取材先の口の堅さを嘆きつつ、記事を書けば今度は記者の側がブリキのパンツを穿(は)く。どこから情報源を問われても、口を引き結んで語らない。矛盾しているようでも、言論と報道の信頼はこのパンツで成り立っている◆ウォーターゲート事件を暴いてニクソン大統領を辞任に追い込んだのは、米紙ワシントン・ポストである。報道から33年、メディア界の謎とされてきた情報源が判明した◆当時の連邦捜査局(FBI)副長官、マーク・フェルト氏(91)が情報源は自分であると明かし、本人の告白を受けて、ワシントン・ポスト紙もその事実を認めた。お手本にしたい「鋼鉄のパンツ」である◆風雪にも朽ちることのない信頼で結ばれた取材者と取材相手がいれば、不信と反感で結ばれた関係もある。政治家の圧力の有無が争われた「番組改変」報道をめぐる朝日新聞とNHKの対立は、「確かに聞いた」「絶対に言っていない」との水掛け論に答えが出ていない◆取材した側も、された側も報道機関である。秘匿するものが情報源ではなく真相というのでは、いささか情けない。お手本にしたくないパンツもある。

(2005年6月2日1時36分 読売新聞)
 → 何が言いたいか。未だに、「朝日・NHK報道問題」という、メディア自身が説明責任を果たすべき問題に対して、明確な回答が出ていないのが、私にとって納得いかないのである。あらゆるものに説明責任を求めるメディア自身が、当事者は自らの問題点に関する情報開示に消極的であり、同業者は問題解決への提起に消極的であるという、この現状に納得がいかないのである。

そういう意味で、定期的にであるが、この問題に言葉を発した読売自身のコラム自体には評価をできると思う。しかし、それが問題解決になるかというと疑問符だらけである。口を出すだけまだマシなだけで、読者の溜飲を下げるだけが目的なら、それは目的が違う!というべきか。

ところで、朝日新聞は、NHKが投げたボールに対する真正面からの回答はまだ?

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